Reconstruction Round Dining Table 1200

  • ihållande Reconstruction Round Dining Table φ1200
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Production: ihållande
Origin: Japan
Year: Aug 2023
Materials: 天板:ホワイトラミネート 脚:ブラックチェリー
Size: φ1200mm Height720mm

「Reconstruction = 再構築」をコンセプトに製作をしたihållandeオリジナルアイテムです。

ビンテージ家具の仕入れをしていると、
「ダメージが大きく、修繕が困難なもの」「パーツだけが残っているもの」と出会う機会が頻繁にあります。
こういったアイテムはそのままでは再利用が難しい為、放置されたり処分されてしまうことが殆どです。
そこでイホランデでは出来る限りヴィンテージパーツを活かし、家具の”再構築”が出来ないかと考えました。

「利用価値がなく処分されてしまうものにデザインを加え、新しい価値を生み出す」

——————

2019年にスタートしたこの再構築家具プロジェクト。

僕が普段行なっているヴィンテージ家具の”修繕”はオリジナルに出来る限り近づけ、
違和感の無いように復元することを目指しています。
ただ、上でも述べたようにダメージが激しいものやパーツがない物の場合、修繕に時間と労力、そして費用が掛かり、
修繕を行っても満足のいく仕上がりにならないことが多々あります。

そこで、修繕という形では無く新しい価値観で手を加え、新しい作品に作り変える再構築を思いつきました。

本来は一緒にならないような素材を組み合わせ、いい意味での違和感を作り出し、その違和感も美しさとして成立させてしまおうという挑戦的なプロジェクトです。

——————

今回はヴィンテージのホワイトラミネート天板に無垢のブラックチェリー材で造った脚を取り付けた作品です。
このホワイトラミネート天板(天板表面)は水、傷、熱などに強い素材で、塗装ではないので剥げたりする心配もありません。

こちらの天板には元々脚があったものの、販売直前に脚に欠陥がみつかり販売が出来なくなってしまいました。
(元々のテーブルをご検討頂いていたお客様には大変ご迷惑をおかけしました)
天板には何も問題なく造りも良かった為、天板を活かしつつオリジナルとは全く異なる雰囲気のスタイルに再構築しました。

天板の小口が大きく面取りされていてシャープな印象だったため、
あえて対比をつけた太く重量感のある脚にしました。
信頼できる職人さんに造っていただいた、本当に造りの良い立派な脚です。
思い描いていた通りのとても好きなバランスに仕上がりました。

こんなテーブル探しても見つからないと思います。

脚と天板はビスで固定しているため、将来的に天板を他のものに変更することもできます。
(サイズや使用の制限は勿論あります。)

ブラックチェリー材は徐々に経年変化で赤みが増し、濃くなっていきます。
仕上げはオイル仕上げです。
脚の太さは直径85mm、椅子の納まる間口は540mmです。

*こちらは一点物になります。