Erik Hoglund Flower Styling Catalog
Erik Hoglundの花器を使ったフラワースタイリングをまとめました。
アレンジメントの参考にして頂ければ幸いです。
ホグランの花器はそのままオブジェとして飾っても素敵ですが、
私は花を生けることをお勧めします。
花を生けることで花器の様々な表情を発見し、楽しむことが出来ます。
今後も写真を追加して行きます。
Year: July 2018 ~
-
Erik Hoglund (エリック・ホグラン)1932 – 1998
1932年、スウェーデン南部ブレーキンゲ地方のカールスクルーナ(Karlskrona)出身。
創造性に溢れた多彩なアーティストで、活動分野は油絵、ガラス、鍛鉄、木材、レンガ、花崗岩、青銅と多岐に渡ります。
特に1953年から1973年まで活躍したBODA社でのガラス作品は、これまでのスウェーデンガラス芸術に革新をもたらしました。土着、プリミティブと評される作風で、気泡入りのガラスが特徴です。
代表的なアンバーカラーは、彼が飲んでいたビール瓶の底に陽が差し込んだ時にアイデアが浮かんだと言われています。
主な発表年。
グリーン1953年、ブルー1956年、アンバー1956年、グレイッシュパープル1958年頃、クリア1960年頃、赤1960年頃。
1969年頃には、"Ladies & Gentlemen"という、女性の乳房と青い乳首が印象的なガラスボトルシリーズを立ち上げています。
1957年には北欧で大変権威のあるルニング賞を受賞しています。
1960年代初頭、木材や錬鉄などの新しい素材を使い、蝋台やシャンデリア、またパイン材を用いたバロック調の家具などの製作を始めました。当時は輸入のチーク材が多く流通していましたが、彼はスウェーデンパイン(松)にこだわりを持っていたようです。
BODAを離れた後、70年代は主に彫刻や絵画に専念し、幅広いパブリックアートを手掛けました。 亡くなる1998年までに150以上の作品を残しています。
1980年代に入ると、Pukeberg Glasswork、Transjöhyttan Glasswork、Åhus and Vrigstad Glassworksなどとコラボレーションし、再びガラスアート製作にカムバックします。 1988年にはStudioglas Strömbergshyttanと協力し、これまでにない現代的でカラフルなアートガラスの製作を始めました。