Niels-Jørgen Haugesen
“X-line” Chair White / Hybodan Denmark

Designer: Niels-Jørgen Haugesen (ニールス-ヨルゲン・ハウゲセン)
Manufacturer: Hybodan
Origin: Denmark
Period: 1970-80s
Material: Steel
Size: Width495mm Depth470mm Height770mm SH445mm
Stock: 2→0

Niels-Jørgen Haugesenが1977年にデンマークのHybodan社のためにデザインしたスタッキングチェアです。

これまでX-line ChairはデンマークのHybodan社とBent Krogh社(~2011)、イタリアのMagis社の3社で製造されてきました。
こちらは初期のHybodan社で製造されたものです。

ちょうど2年前の初めての入荷の際は、グレー/クローム/レッドが入荷し、すぐに完売してしまいました。

8mmの細い鋼線で組まれた最小限の構造。
モダンにもクラシックにもマッチする素晴らしいデザインです。
線が細いため、スタッキングをしても圧迫感がなく軽やか。
重なった姿がとても美しいです。

X-LineはWoodのテーブルでもリノリウムなどのテーブルでも、どんな空間にもマッチしてしまう本当に万能で大好きな椅子です。素朴な木の家具と合わせると空間が一気に垢抜けます。

座面は中央に向かって傾斜が付けられ適度な柔らかさもある為、意外に体へフィットします。

◎以下は以前初期のHybodan社製と後期のBent Krogh社製の違いは比較したものです。
(私が実物を比較して判断しているだけです。)

・座面奥側の溶接
Hybodan社→少なめ
Bent Krogh社→しっかりめ 耐久性向上

・座面手前の接合部
Hybodan社→折り曲げて溶接
Bent Krogh社→直溶接 コストカット

・背面裏の接合部の処理
Hybodan社→盛り上がりなどがあり、手の跡を感じます。
Bent Krogh社→凹凸がなく、個体差も殆どありません。

・脚先ゴムキャップ
Hybodan社→無し
Bent Krogh社→有り

後期のメーカーは耐久性、機能性の面で改善が見られます。

＊2022年6月にデンマークのMagnus Olesen社から復刻されましたが、
こちらのクローム×ホワイトは無く、ヴィンテージでしか入手出来ない色です。

【Condition】
お掃除済みです。
全体的に細かな錆び、塗膜及びメッキ剥がれ、汚れが見られます。
AB大きな差はありませんが、若干Bの方が綺麗です。

Aは”A”と記した写真以降12枚
Bは”B”と記した写真以降14枚

細い鋼線特有の歪みがあり、すべての個体で若干のガタツキがありますが、
座った状態で床に押さえつけられ安定するようになっております。

脚にはゴムなどのキャップがない為、ご希望がございましたらフェルトをお貼り致します。

【送料について】
２脚まではヤマト家財便Bランクでお送り致します。
(2脚ご注文の際は実際の送料以上の金額が設定されてしまう為、ご注文前に一度ご連絡をお願い致します。)

・当店の取扱商品は製造から数十年経過したヴィンテージ家具が中心となります。
・写真では表現が難しい細かい傷や汚れなどがある場合もございます。ご了承下さいませ。
・ヴィンテージの風合いを活かした修繕、仕上げを行なっている為、商品によっては日々気を使って頂くことや定期的なメンテナンスが必要な商品もございます。