Reconstruction Bed Frame in Beech
Production: ihållande x @quiet space tool and furniture
Origin: Sweden and Japan
Year: Feb 2026
Materials: Beech
Size: Length2055mm Depth915mm Height725mm
「Reconstruction = 再構築」をテーマに製作をしたihållandeオリジナルアイテムです。
ビンテージ家具の仕入れをしていると、
ダメージが大きく修繕が困難なものやパーツだけが残っているものと出会う機会が頻繁にあります。
そのままでは再利用が難しい。しかし処分するには惜しい。
イホランデではそんなヴィンテージパーツを活かした家具の”再構築”を考えました。
「利用価値がなく処分されてしまうものにデザインを加え、新しい価値を生み出す」
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2019年にスタートしたこの再構築家具プロジェクト。
僕が普段行なっているヴィンテージ家具の”修繕”はオリジナルに出来る限り近づけ、
違和感の無いように復元することを目指しています。
ただ、上でも述べたようにダメージが激しいものやパーツがない物の場合、修繕に時間と労力、そして費用が掛かり、
修繕を行っても満足のいく仕上がりにならないことが多々あります。
そこで、修繕という形では無く新しい価値観で手を加え、新しい作品に作り変える再構築を思いつきました。
全く違う素材を組み合わせ、あえて違和感を作り出し、その違和感も美しさとして成立させてしまおうというプロジェクトです。
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今回はスウェーデンで入手した1960年代頃の籐張りのヘッドボードを使った作品です。
見つけた段階から本体の枠や脚は無く、ヘッドボードが2枚あるだけでした。
フレームの素材はビーチ材(ブナ)で、中央に籐が張られています。
経年変化でそれぞれとても良い色になっています。
ヘッドボードは2枚あるのでそのまま2台のベッドを製作しようとも考えましたが、
デイベッドとしても使えるように、脚側にも同じヘッドボードを取り付けました。
美しい籐張りもよく見えるので最高です。
新しく製作した本体の枠と脚はquiet spaceさんのご提案で無垢のビーチ材をセレクトしました。
脚は80mmの角材をセットし、角に大きめにアールをつけてイホランデらしい雰囲気に。
濃いブラウンの色は柿渋とカラーワックスを合わせて色をつけました。
柿渋は経年変化で深みが増してさらに濃くなって行くのでとても楽しみです。
新旧のビーチ材のコントラストが違和感でもありながら美しくもあり、狙い通りの素敵な雰囲気になりました。
ヘッドボード部分はラッカー仕上げ、本体フレームと脚はオイル&ワックス仕上げです。