Bertil Fridhagen
High Board in Teak & Oak Bodafors 1959

Sold

  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク
  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク
  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク
  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク
  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク
  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク
  • スウェーデン製のヴィンテージハイボード チークとオーク

Designer: Bertil Fridhagen
Manufacture: Bodafors
Origin: Sweden
Year: 1959
Size: width1500mm depth420mm height1200mm
Materials: Teak&Oak

スウェーデンの建築家、家具デザイナーBertil Fridhagenによるハイボードです。

製造年は1959年。
ちょうど60年前に造られたものです。

経年の傷などはあるものの綺麗な状態です。
日々大切に使い、私たちの世代へ受け継いでくれた前のオーナーへの感謝の気持ちが湧いてきます。

個人的にとても好きなデザイナーの作品で、解説したいポイントがたくさんありますがいくつか絞って書き出します。

まずは、本体枠組の四隅です。
通常であれば留(45度)に組み合わせ小口を見せないよう直角に接合したり、
直角の板同士を平面のまま付き合わせて接合したりしますが、
こちらのハイボードは面取りされた無垢の見切り材を入れ納めています。
この見切りはデザイン性だけではなく、角をぶつけたりした際の突板の剥がれや破損も防いでくれます。そもそもこちらは大きく面取りされているのでぶつけるリスクも少ないです。

次に、4杯設けられた引き出しの取手です。
無垢のオーク材を贅沢に削り出した、
美しい曲線を描いたデザインが印象的です。

そして最後は木目です。
扉表面の木目は平行で規則的な柾目材が使われていますが、扉を開くと荒々しい板目が現れます。
最初に扉を開けた際に私も思わず声をあげてしまいました。
白を基調としたポップな雰囲気とワイルドな木目のコントラストがなんとも美しいです。
何処に板目、柾目を使うかは、デザイナーやメーカーの好みであったり、材料や販売の都合など理由は様々です。
こちらのハイボードは表面に上品で穏やかな柾目が使われている分、四隅や取手、シャープな足により目が行きます。

メインの素材はチーク材、枠小口と脚にオーク材が用いられています。
彼の作品ではよく用いられるパターンで、枠に異素材が入ることでメリハリが出て引き締まった印象になります。

内部棚板は当時のオリジナル仕様で、ストライプのシートが貼られています。
おそらく食器棚として使われていた物です。
ご要望があれば木製の棚板を新しくお造りすることも出来ます。

Condition:
扉や天板などに小傷などありますが、雰囲気を損ねるものではありません。
左側扉の施錠に少々不具合があるため、ご希望があればマグネットキャッチなどを取り付けいたします。
詳細はお問い合わせ下さいませ。

Bertil Fridhagen (1905-1993)
スウェーデンの建築家、家具デザイナー。
Fridhagenは、家具メーカーBodaforsで大工としてキャリアをスタートさせました。
20代の後半からはCarl Erik Ekholmに師事し、地元の家具メーカーSandsjö Möbelfabrikで経験を積んだ後、1939年にチーフアーキテクトとしてBodaforsへ戻りました。

Sold

※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料は別途発生いたします。
※オンラインでのご注文の際、[店頭受取]もお選び頂けます。
※複数の商品を同時にご注文する場合、実際よりも高い送料が設定されてしまいます。
(後ほど差額返金処理をさせて頂きますのでそのままご注文下さいませ。)

Related Collections